ステロイド剤を使う治療

どんな副作用が起きるのか
1回注射すると、3か月ほどは効果が持続します。
その期間は花粉を感じても、何も反応しないので日常生活を平和に送ることができます。
これまではすぐ花粉に反応してしまうので、日常生活を満足に送れなかった人がいるでしょう。
ただしステロイド剤は、強力すぎることが問題だと言われています。
副作用を起こす可能性が高いので、安易に使用しないでください。
感染症にかかったり、胃潰瘍や糖尿病を引き起こしたりすることがあります。
女性は生理の周期がおかしくなることがあるので、生理が止まったり、逆に止まらなくなったらすぐ医師に相談してください。
さらにステロイド剤をずっと使っていると、顔が丸くなってしまう副作用が起こる人も見られます。
使用できない人もいる
全員が、ステロイド剤を使えるわけではありません。
病気を発症している人は使用できないと医師に言われることがあるので、その際は違う方法で花粉症を治療してください。
高血圧や緑内障を発症している人は、必ず医師に伝えなければいけません。
本当はそれらの持病を持っているのに隠していると、ステロイド剤の影響で症状が悪化する可能性があります。
副作用の危険性が高いので、ステロイド剤は怖いものだと思ってしまう人がいるでしょう。
しかし、ステロイド剤が含まれる目薬や点鼻薬で花粉症を治療する方法もあります。
それなら身体に与える被害は少ないので、安全に利用できるでしょう。
不安な人は医師に、目薬などを処方してもらってください。